潰したい胸の内側で 続き

前回のブログにも書きましたが、私はXジェンダーで、本名が性自認とは異なる女性の名前なので改名をすることにしました。 改名手続きには通称名の使用歴を証明できるものが必要な為、準備に数年間かかる予定ですが、 今後使う名前は「紫文(しもん)」に決めま…

潰したい胸の内側で

近所に、他人との境界線を理解してないような前時代的でお節介な高齢の女性がいて、よく話しかけられる。 その人は私とパートナーを夫婦だと思っていて、会うたびに私にもパートナーにも「子供はまだなの?」と言ってくる。 私はその度に、「子供は欲しくな…

無憂宮

失くしたものを拾い集めよう。 気分一つで壊されてきたものたち。 自分の為の装飾やくつろぎ。 健やかなひととき。 自分に尽くしたい 真新しい気持ち。 私は私を選ぶ、それが私の夢。 詩 「無憂宮」より 東京で生まれた私は、小さい頃からあちこちを転々とし…

セルフポートレート「道化師」

「道化師」をテーマにセルフポートレートを撮影しました。 ピエロはその家の悲しみを吸いとってくれると言われている。 かつては裕福な家庭では魔除けとして「所有」されていた。 ピエロの目の下の涙マークは馬鹿にされながら道化を演じ、人を笑わせようとす…

セルフポートレート

今日は私の大好きな絵、金子國義先生の「ヘアピン」をもとにセルフポートレートを撮影しました。 ポストカードしか買えなかった(今もだけど)、はたちの頃は金子國義先生の絵に憧れて、いつもお金もないのに耽美なものばかり追い求めていました。 はたちの頃…

菫色のベールのむこう

愛書家のための服飾・小間物ブランドである霧とリボン様で注文させて頂いた、エミリーディキンソンの詩の新訳付作品集『Emily’s Herbarium』 花々の匂いを携えて今日、私の元へ届けられた。 (実は私は霧とリボンさまが運営されている、「菫色連盟」精神のシ…

最近の日々のこと

最近私は、ピエロ人形たちと暮らし始めた。 自分への入学祝いに買ったコミック「ハーレイクイン ブレイキンググラス」のハーリーンのおばあちゃんの家はピエログッズだらけでとっても素敵だったから、私の部屋もハーリーンのおばあちゃんの家みたいになって…

It's payback time

先日完成したばかりの自作のZINE「伏魔殿」 委託販売先のお店PARK GALLERYさんが、素敵なレビューを書いてくださいました。 なぜ伏魔殿というタイトルにしたのか、私は説明が苦手なのでうまく書けなかったのですが、まさに言いたかったことを汲み取って下っ…

遅咲きの本棚

小さい頃から私の暮らしたどの家にも、本棚は無かった。 ありふれた子供だったなら眠る前、親が寝かしつけるために本を読んでもらえただろうか。 祖父母や親戚から図書券や本の贈り物があるかもしれないし、宿題の音読カードの親のサインを偽造しなくていい…

ZINE完成!

作ろうと決めてから4年もかかっちゃったけど、詩とエッセイをまとめたZINEが完成しました。 セルフヘルプ解毒と価値観のアプデが必要な人に届いたら嬉しいですが、ZINEを作ることで自分自身を癒せた気がします。 古い価値観のアプデを怠り、人を人と思わない…

死神と呼ばれて

セルフポートレート新作は「死神」をテーマにしました。 10歳で4度目の転校をした私は、転入先の学校で転校初日に「死神」というあだ名をつけられた。 死神と呼ばれていた実体験をモチーフに制作しました。 私は13日生まれなんですが、偶然にもタロットカー…

Cash Rules Everything Around Me

詩人エミリーディキンソンは 「私の魂は私のものだ」 (映画「静かなる情熱」より) と言い放ち、時に花の香りや孤独や死を携えながら、同調圧力に抗い、自宅から出ずに詩を書きまくった孤高の引きこもりDIVAである。 私は大好きなDIVAに倣って、家の中で静か…

ファン修行と自分推し

ファン爆誕! 推し、担当、ご贔屓…。 入っていけないような、ずっと憧れていた不思議な好きの一体感。 中学生ぐらいの頃、クラスの女の子たちはアイドルのファンクラブに入っていて、いつも推しの話で盛り上がっていた。 私はその輪にいつも入れなかった。 …

GALENTINE'S DAY

明日、2月13日はギャレンタインデー! 昨年もブログに書きましたが、念のためおさらい。 ギャレンタインデーとは GAL+VALENTINE=GALENTINE バレンタインに対するカウンター的な意味を持つ、シスターフッドを祝う女の子の為の新しいイベント。 アメリカの人…

華麗なる逆襲

父親からの虐待やモラハラ元彼のことなど、過去から立ち上がりはじめたこの1年のこと。 秋に書いたものを「かがみよかがみ」というサイトに応募してみた。 クリスマスイヴの今日、エッセイが掲載された。 エッセイについて書き始める前に、かがみよかがみに…

魔女の肖像

子供の頃、空想の中で彼女たちは私の親友だった。 自分を励ますための魔法を教えてくれたのは魔女だった。 大好きな魔女を挙げたらきりがない。 ウィキッドのエルファバ、サブリナ、ハリーポッターのハーマイオニー、アダムスファミリーのグラニーアダムス、…

「MY SAFETY PIN CROWN」

8月。私はセルフポートレートの作品作りに取り掛かった。 始まりは今年の誕生日。 自分へのプレゼントに購入したティアラと青薔薇の刺繍のネクタイを身につけて、自分を祝うためだけにセルフポートレートを撮ったことがきっかけだった。 というのも17歳から…

Make Tea Not War

お茶を飲むのは 貴族みたいな気分になれるから大好き。 家でもお店でもお茶にお金を使う。 喫茶店やカフェ代はケチりたくない。 でも気づくと1日に5軒の喫茶店をハシゴしてしまっていたことも…。 さらに毎月5〜6種類のお茶を買い込むのでお茶貧乏になりそう…

スージーの魔法とサムの魔法

今年の春に松田青子さんの「読めよ、さらば憂いなし」を読んだ。 本や映画の世界への旅先案内的な内容で、励まされるものだったり、自分に必要そうな作品がたくさんあり、メモがいっぱいになってしまった。 「ラーメンと愛国」という本については「ポエムに…

幸福はただ私の食卓の中だけに

食べることってなんて楽しいのでしょう。 とは言っても食べ過ぎには注意。 私は中学の時、過食症だった。 当時は食べることはあまり好きではなかったのだけど、過食と嘔吐をストレスやイラつきのはけ口にしていた。 高校生になり、忙しくなって気がまぎれる…

ヒーローとクリプトナイト

スーパーマンにはクリプトナイト、つまり弱点がある。 私のクリプトナイトはスーパーマンとは違うかもしれないけれど私のこれまでの人生の陰の部分すべてが私にとってのクリプトナイトだ。 そのひとつひとつに後悔はないけど苦しかったし今もまだ影響が残っ…

魔女はここにいる

最近Netflixデビューをして以前から気になっていた「サブリナ」を観始めた。 小さい頃大好きだったドラマのリブート版。世界観は以前と真逆のダークファンタジー。 サブリナは魔女と人間のハーフの女子高生。 悪魔との契約、女性蔑視な戒律、魔女狩りやリリ…