詩集お取り扱い店

本日から「mod」さまにて嶋田紫文詩集「RESONATE」お取り扱い頂いております。 mod https://shibasakimod.com/ 〒182-0007 東京都調布市菊野台1-27-19(京王線「柴崎」駅から徒歩2分)1Fカフェバーの営業時間15:00〜24:00 2Fスタジオの利用可能時間10:00〜22:0…

8/2の日記

私は子供の頃、セーラームーンよりタイムレンジャーより何よりも吉井和哉さんになりたかった。いつしか、もう吉井さんみたいに私はなれないのだと気づくようになって第二次性徴期以降は絶望の日々だった。 最近、吉井さんソロの新しいアーティスト写真が公開…

7/30の日記

昨日最終日だったESP CRAFTHOUSE 40TH Anniversary Exhibition 『SUGIZO Museum -MUSIC×FASHION- 』にお邪魔してきました。会場に展示されていた、SUGIZOさんが過去のステージで使用された衣装はtenboが手がけている。世界中のすべての人、年齢、国籍、性別…

わたしのプリズム

ここ最近の個人的な話。私はノンバイナリー(の中でも私は中性にあたる)でパンセクシャル(全性愛)であるのだけど、クワロマンティック、クワセクシャル(https://jobrainbow.jp/magazine/whatisquoisexual)でもあるなと気づいた。 クワロマンティック(クォイ)…

短歌

短歌5 この家の憂鬱すべてぶちこんだ煮え立つ鍋の外には世界 短歌4 もうすこしまともな傘があるといい買えないままにまた次の雨

詩集お取り扱い店

この度、嶋田紫文2022年詩集「RESONATE」をディスクユニオン様でお取り扱い頂く事になりました。本日フラゲ日。7月12日より販売開始。 音楽が行き交う場所で音楽への恋慕と憧憬をこめた本作販売のご機会を頂けた事、大変嬉しいです。 https://diskunion.net/…

詩「音楽」

生涯忘れないくらいつらい6月だったけれど、居合わせてくれた人たちの存在といつものようにひとりぼっちでいさせてくれる音楽が私の救いでした。 6月の終わりに寄せる新作の詩を。 「音楽」 嶋田紫文 ベーサルシュートは涙壺 そのなかでふるえていた暗緑の霧…

俺はミスキャスト

昨年から続けている憧れのロックスターオマージュセルフポートレート、こじつけられてきた意味や表象をずらしてきてくれた方に焦点を当ててきました。 今回は沢田研二さんへ捧ぐ作品です。 ℍ𝕒𝕡𝕡𝕪 𝔹𝕚𝕣𝕥𝕙𝕕𝕒𝕪! 𝕁𝕌𝕃𝕀𝔼 撮影、被写体、編集、ヘアメイクはすべて嶋…

我々はまだ燃やせる段階にいない

うちの会社、LGBTいるらしいからうちは理解ありますよ(または◯◯の友達いるから理解ある)と言い放つ人間の「法律できるから良いじゃん、違うの?あー中身知らなかったわ」 そこから当事者が解説させられ、説明しただけで演説になって、勝手になにかを背負わさ…

掲載情報

ピルのオンライン処方サービスを展開されている株式会社サルースの「anypill」の新サイトにてモデルをつとめました。 https://anypill.skinsia.clinic/ 撮影でお世話になった社の担当のかたが「ピルを必要とするすべての人に」という表現を用いてコンセプト…

お仕事ご依頼に関して

以下に、私の経歴と実績、お受けできるご依頼の可能範囲をまとめています。お仕事ご依頼、ご検討の際にぜひご参考ください。 ◆ プロフィール 嶋田紫文(しまだしもん) 詩人、ヌードモデル。 95年生まれ 159㎝ 29歳 東京都国立市出身 顔の右の頬と鎖骨にほくろ…

黒衣を纏う雄弁な薔薇へ

いつからか当たり前のように内面に暗やみが根を張っていた。4回目の転校先で初日に「死神」というあだ名を付けられるという悲惨な子供時代を過ごした私が、最初に触れたゴス文化はアダムスファミリーでした。モーティシアが温室で薔薇の花を頭からはさみで切…

長い髪を振り乱し暴れる夜に

私は去年から憧れのロックスターへのオマージュセルフ作品を撮影する試みをしていて、パティスミス、デヴィッドボウイ、hydeさん、志磨遼平さんと続いて今回は今日メジャーデビューから31年目を迎えたTHE YELLOW MONKEY です。 私が大好きな2作品「EXPERIENC…

詩「Wisteria」

「 Wisteria」詩 嶋田紫文

詩 過去作

連休や年末年始などに居心地の悪さや寄る辺なさを感じるひとと自分のために以前書いた作品です。家が安全じゃない子供、そうした子供時代を過ごした人。帰る場所はないのに思ういつも帰りたいと。 2021年詩集「shrinking violet」より

魔女達の饗宴展

魔女達の饗宴展、閉幕しました。 観にいらしてくださったお客様、展示のご機会をくださった前衛喫茶マチモさま、心よりお礼申し上げます。 2023年4/26〜30 高円寺 前衛喫茶マチモ

ようこそ火のない煙のところへ

幼い頃、ひそかに憧れていた場所があった。 国立のブランコ通りにあった邪宗門という喫茶店。母が若い頃通っていたとよく話してくれた。煉瓦造りの外壁に飾り格子のついた窓、細長いドア。看板はローマ字でJASHUMON、十字架と縁取りが彫ってあった。店の前を…

詩 「Celestine」

「Celestine」 詩 嶋田紫文

展示のお知らせ

4/26〜30開催の「魔女達の饗宴」展に参加いたします。場所は昨年もお世話になりました高円寺の前衛喫茶マチモさまにて。今回は新作セルフポートレート作品のみで、展示作品の販売もします。 店内は喫茶店の為、ご来店の際はご飲食のオーダーをお願いします。…

月世界の白昼夢

映画「デヴィッドボウイ ムーンエイジデイドリーム」を観た。 私の憧れのひとたちも憧れた彼のひとは、蒐集家で追究者そして観察者。実験を繰り返し自ら創り上げた小宇宙で、変幻する光を放ちながら漂う流浪の民のようだと改めて感じた。 劇中で愛することは…

これは恋ではない

発火点は、その発露はどこがはじまりだったのだろう。 一等好きなひとに初めて触れた日のことを何故だかうまく思い出せない。どれだけ反芻しようと触れるほど遠ざかる。そんなことと少し似ているのかもしれない。 美しさは意思であるけれど、その均衡を保ち…

セルフポートレート

無題 撮影、モデル嶋田紫文

短歌

Dancing With My Self

グスタフマーラーの言葉にあるように音楽はこの世界をこえていくための憧れで、私にとっては暗闇で手元をライターで照らすように仄明かるくひとりぼっちでいられるもの。そして私があるいは誰かがどれほどに焦がれようと音楽は止まらずに進む。予感を残して…

詩「Undulation」

「Undulation」 詩 嶋田紫文

28歳になりました

今日28歳になりました。性自認や性的指向、生まれ育った環境やルーツ、持病、抱えているなにかに向けられる眼差しにこれ以上だれも引き裂かれませんように。学びの機会や場所があらゆる人にひらかれた場所でありますように。強い必要はないし元気じゃなくて…

詩「無響室」

「無響室」詩 嶋田紫文

新作self

Plastic Treeの有村竜太朗さんのように憂いのあるダークロマンチックなお化粧をしたかったので初めて眉毛を捨て去りました。。。

詩「memory」

「memory」 詩 嶋田紫文

詩「遊色効果」

「遊色効果」 詩 嶋田紫文