自分の年齢よりも多い引っ越しをしてきたのに私が初めて安全な環境、自分だけの部屋、自分だけの本棚を持てたのはつい最近のことでした。
長いこと怯えながら暮らしてきたからか、頭の中ですぐ荷造りができるようになってしまった。
それでもなんとか生き延びて、やっと私は私に優しい部屋を作りました。
自分で頑張って買ったもの、ずっと集めてるもの、人がいらなくなったもの、そのほか自分で作ったりお直ししたりしながら部屋を作った。
私を縁取る、大好きなものだけを並べた部屋はどんな場所よりも安心できる居場所になった。
今後は家が安心できる場所じゃないものたちのとまり木になれるような、詩やものや場所を作ることが目標になりました。