No War 0305

今日はNoWar 0305へ。

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私は今日家を出るぎりぎりまで迷っていた。

こんなにまとまらないままで、新宿南口へ行ってもよいのだろうかと思って。

プーチン・ロシア軍によるウクライナへの侵攻が始まってから、自分の中でいろんな気持ちが行き交い続けて出来ることをしなくてはと思いつつ、特に何も手につかないまま時間が過ぎていた。

書きかけの詩がどんどん溜まっていった。

私が詩を書き始めたのは、アクティビズムの手段として私が選んだから。

今もそれは変わっていない。詩人ができることすべきことはやはり詩を書くこと。

しかしいざとなると書けなかった。書きたいことは書けなかった。

それどころか、日常の些細なことの幸福を噛み締めてしまう。それも間違いではないけれど。

詩も音楽も文学も美術もあらゆる創作は、創作者その人だけにできるアクティビズムだと思っている。もちろん生きること自体が抵抗であると私は思っている。「個人的なことは政治的なこと」であるように。

いつかのウィメンズマーチもこんなふうにぎりぎりまでうだうだしていたけど、行ってよかったと思い出して

気づいたら自作のプラカードを持って家を飛び出していた。

5分間、爆音のノイズの演奏をしていた大友良英さんが言っていた

「ノイズから音楽も戦争も生まれるということを考え続けてます」

誰かの足を踏まないように歩くだけでは

きっとうわべだけでは悲しみはわからないし、優しさは足りないのだけど

私はバイスタンダーにならずに、常に当事者でありたいと思う。