前に私がヌードモデルやっている理由をノンバイナリーである自分と自分の身体が一致してなくても良いのだと何度でも確かめる為と書いたが、
それはわかってないから確かめてるのではなく、そんなことわかりすぎてるから
私の身体は私だけのものである抵抗としての表現、それはミスジェンダリングをともなうmale gazeをはじめとする歪んだ構造に抗う為です。
ノンバイナリーでありながら自分の身体に違和感や拒否感を感じながら、ヌードモデルをやるのは矛盾してるとかヌードは芸術ではないとか色々言われたことはあったけど私はそう思わない。
私は出生時に割り当てられた性別や見た目に関わらず女性として写ってるつもりはないし、ただひたすらに被写体、人間としてしかやってないので、自分が記号化、客体化された女性像を求められていると感じる撮影はお受けできません。そういう作風の方とは合わないと思う。
ご依頼もいいねも興味持って頂くことは本当に有り難いことですが。
もちろん作品の受け取り方、楽しみ方は見る側の自由ですが、私のスタンスをはっきり書いておくべきだと思ったので。
あとインスタ多いけど全然知らない、男性と見受けられる方からの距離感バグったコメントや行い、そういう人って被写体やられてる他のモデルさんにもたぶん同じようなことしてる
相手の同意ないことなんて好意もなにもかも基本的に暴力性をはらんでいる。自分の持つ暴力性、自覚するべき。
私も全然完璧じゃないから失敗だらけで生きてきたし人に嫌な思いさせたくないと思いつつ、気づかないうちに嫌な思いさせてるかもしれないけど、人が何かを学ぶのに遅すぎることはないと思うので今後気をつけてほしいです。私も気をつけるから。
良い記事
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/queer-art-keywords-2022
https://sheishere.jp/interview/202009-yurienagashima/
良い本
ジェンダー写真論 増補版 笠原 美智子
http://satoyamasha.com/books/2735
「僕ら」の「女の子写真」からわたしたちのガーリーフォトへ 長島 有里枝
https://honto.jp/netstore/pd-book_30033130.html
#ノンバイナリー #ヌードモデル